生命樹 -友人のハガキから-
自分の作品について誰かとじっくりと話そうという時に、思い出す私が大切にしているエピソードがある。 そのエピソードに関わる大学時代の友人から、この年始に寒中見舞いのハガキが届いた。 その葉書の写真を見て胸が熱くなった。 友人は大学時代の同じ専攻の同級生で、同じ素材コースを選ん...


わたしと一緒に喫茶店で
明けましておめでとうございます。 2023年がスタートしましたね。展覧会の準備はスケジュールが押し気味で待ったなしですが、それでも年末年始は気分だけでものんびり過ごしたいと思っていたのですが、ある作品にトラブルがあり心配で自宅とアトリエを行ったり来たりする気忙しいお正月休み...
持続可能な世界、持続可能な(?)アーティストの活動
国連の定めた「SDGS」の開発目標の普及や周知によって、「持続可能な社会」ひいては「社会的問題の関心の高まりや、解決(飢餓・貧困、保険・教育・福祉の確保、働きがい、ジェンダーの平等、平和)」へ繋げようと大きな流れが生み出されつつあります。...
前にすすむ
個展後の慌ただしさも落ち着き、そろそろ次の展覧会に向けて新作へと本格的に動き始めたいところ・・・そんな中、コロナ禍再来か・・?先月までの緩和ムードが一転、私の住む地域でも変異株BA・5への置き換わりが進み感染が拡大しつつあるということで、県のモニタリング指標が「ステージ2(...


塵も積もれば山となる・・?
こんにちは。参議院選挙が終わりました。選挙がある度に自分の投票する候補者が当選せず、無力感を感じてしまい投票する意味があるのだろうかと自問していましたが、それでもその一票が数字となって意思表示として残るのだ、と考えなおし期日前投票にて投票を済ませてきました。...


展覧会「きのふいらしつてください」が本になりました
2020 年に金沢の町家で開催された展覧会「きのふいらつしつてください」が本になりました。 写真家 Nik van der Giesen氏による写真、デザイン史家・菊池裕子氏のテキスト、彗星倶楽部の中森あかねさんこだわりの編集による美しい一冊です。ご覧いただけましたら幸いで...


個展「日常は薄光りする」
山本優美 個展「日常は薄光りする」が、先日無事に終了いたしました。会期中、会場に足を運んでくださった方、遠方から気に掛けてくださった方、みなさま誠にありがとうございました。 今回の個展は、コロナ禍による2度の延期を経てようやく開催することができたものです。作品の内容も企画の...


夢の夢 奥の奥 残りの火 中嶋夏さん舞踏公演
English follows Japanese 4月22日(日)に開催される舞台イベントのお知らせです。 日本独自の身体表現として世界的な評価を確立し、現在も国内外で注目され続けている前衛芸術「舞踏」の第一世代として今なお現役で活動する中嶋夏さんの舞踏公演に拙作「わたしの...


#standwithukraine
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナへの侵略により無用の紛争を引き起こした。ある人間の野心によって、多くの尊い生命が蹂躙され、また脅かされることになった。プーチン大統領およびロシア政府を非難する。 まるで、獰猛な肉食獣に襲われている人を目の前にして、助けることができずその光...


アトリエの風景
陽がのびて、春が近づいてきていると感じるようになってきたこの頃ですが、昨日から北陸地方は大雪の予報です。 極寒のアトリエで5月の展覧会に向けて、会場の構成がおおかた決まったので展示台の製作です。 昨年の夏には引っ越しを完了する予定だった町家アトリエの荷物移動や整理もまだ道半...