
La violence inadmissible -許しがたい暴力-
ベルギー・ブリュッセルの地で起こったテロ。幸いにも友人たちは無事です。友人の中にはテロ当日家族が空港に行くことになっていたかもしれない人もおり、全く他人ごとではない。家族がフランスにいるので、パリ同時多発事件以来、私自身が家族と空港やTGV内でテロに遭遇するイメージを繰り返し想像してしまうし、またそれが容易に想像できてしまう。 ベルギーのブリュッセルは大学院の2年間を過ごした地。私の住んでいた地域も、テロ事件現場からそんなに離れてはいないし、事件の地下鉄駅の一つ隣の駅はよく利用する路線で日常的に通っていた。私のベルギーに暮らす人たちの印象は少しシャイで穏やかで寛容。国内の仏語圏・オランダ語圏の対立はあるけれど、移民を多く受け入れ共存してきた。パリの同時多発テロでの捜査に引き続き、このような形でベルギー・ブリュッセルの街が注目されるのはとても悲しい。La violence inadmissible ‼この暴力の犠牲になられた方のご冥福を日本よりお祈りします。ベルギーで暮らす人々が一日も早く平穏な暮らしを取り戻せますように。シリア難民も返還の決定が下


金沢HACHiオープン記念展覧会
シエア型ホテル金沢HACHi(ハッチ/ 発地)のオープンホテル記念展覧会のオープニングレセプションに行ってきました。近江町市場と東茶屋街を結ぶ通りの交差点にあった仏壇センターをリノベーションしてつくられたホテルです。ドミトリーの部屋もベッドのスペースが広く、ベッドスペースの内に収納があり、荷物を外のロッカーに何度も取りにいったり外でゴソゴソしたりすることがなく使いやすそうです。温かみのあるライトグレーの落ち着いた色調の内装はデザイナーの方が北陸の冬空をイメージされたとのこと。北陸の冬の曇天はなかなかつらいものですが、そこからこのような心地よい空間を作ってもらえたというのは地元に住むものとしてとてもうれしいこと。屋上からは夕暮れの青色の町に雪の山々。北陸らしい大好きな風景。 私は地下一階のシャワールーム男女各室に作品を展示しています。シャワールームでの展示なので、宿泊のお客さまのみ鑑賞可能です。ライティングが当てられない空間で少し薄暗いのですが、それがまたなんだか雰囲気があります。各階客室の一部やエレベーターホール、外階段には金沢のアートギャラリー