

夢の夢 奥の奥 残りの火 中嶋夏さん舞踏公演
English follows Japanese 4月22日(日)に開催される舞台イベントのお知らせです。 日本独自の身体表現として世界的な評価を確立し、現在も国内外で注目され続けている前衛芸術「舞踏」の第一世代として今なお現役で活動する中嶋夏さんの舞踏公演に拙作「わたしのひふはおもたい」(2021年制作)が空間を共にさせていただきます。 石黒ビルヂングは18代目石黒傳六(でんろく)が「関西建築界の父」と呼ばれる建築家・武田五一に設計を依頼し、1926年(大正15年)に建てられた鉄筋コンクリート造の3階建てのビルです。こちらのビルは地下もあり、今回はこの地下室の一室が踊りの舞台となります。地下室は非常に重厚な空間で、ディレクターの中森あかねさんは「ゲットーのような」とこの空間をフライヤーテキストのなかで表現しています。奇しくも、ロシアによるウクライナ侵攻が2月末に始まりました。多くの市民が地下シェルターで過酷な日々を送っていること、戦場となっているウクライナの地の人々と平和を想いながらの上演となることでしょう。 中嶋夏さんという稀有な素晴らしい舞