Artist / モンデンエミコさん

制作に入ると、自宅(作業スペース)にこもりがちな日常ですが、展覧会に足を運び、あ~良い作品(展覧会)だった!と思うことは沢山あり、見聞きしたすべてのアーティストの方について書くことはできないのですが、私自身の興味や考えていることと繋がり、深く感じ得たアーティストの方やその作品などについて時々書いていきたいと思っています。 今回は2016年に参加した金沢21世紀美術館のグループ展で出会ったモンデンエミコさんとその作品についてお話したいと思います。 美術館の展覧会当時、モンデンさんは二人目のお子さんをご出産されたばかりで参加され、作品は美術館のパブリックスペースにて、刺繍の絵日記を会期中毎日更新していくというものでした。その後、私は自身の妊娠と出産をはさんで、二度ほどモンデンさんの展覧会にお邪魔する機会がありました。作品を拝見するなかで、これらの作品が女性ならではの非常に独創的な作品だと考えるようになりました。刺繍によって構成された作品を「女性的」と表現することは、取り立てて特別なこととは感じられないかもしれません。「女性的」というとおそらく一般的にはモチーフがかわいらしいとか綺麗、内容が感性的、生理的であることや、時として華やかだが内容が感覚に依りすぎていることの揶揄として用いられることもある言葉かもしれません。私がモンデンさんの作品を女性的ということには、これらとはまた違うニュアンスにおいて語りたいという思いがあります。 モンデンさんは日々の暮らしの家族・子供たちとの出来事を、日常のなかで手にした様々なオブジェクト(チラシやお菓子のパッケージなど)を支持体に日記として刺繍で記録

母歴2年

このところ、子育て関連の話ばかりですみません。 先日娘が二歳の誕生日を迎えました。ちょうど二年前のこの時間は陣痛に苦しんでいたとか、思い出し娘の成長の喜びをしみじみ噛み締めていました。 まだ母親になってたったの二年、されどいろいろあった二年。娘と家族の日々を振り返ると、一歳になるくらいまでの大変さが私の中では大きかったように思います。理屈ではどうにもならない、頑張っても手応えがないように感じる時期は「あー、あたしは母親失格だ、人間失格だー」と自己嫌悪で子育てを辛いと感じることも多かったです。今、一年前の娘の写真を見返すとまあ、かわいい。(今もとてもかわいいと思っていますが)こんなふにゃふにゃでかわいい時期があったのかと。子育ての渦中にいるとそのかわいさをゆっくりと堪能する余裕なんてなかったのです。 今まさに自己主張の成長段階を迎えている娘は時に「不条理!!」ですが、言葉を理解して娘も自己表現をするので何だかんだと楽しくやっています。数カ月前まで保育園から帰宅後、ずっと抱っこ、真冬でも昼夜問わず散歩三昧で、道中オール抱っこ!なんてことが毎日でしたから、保育園に通っていても帰宅後ふたりで過ごすのが大変でした。保育園に通っていないお子さんたちのお母さんたち(お父さんたち)はどうなるのよ!?という声が聞こえてきそうです。すみません。今ではひとり遊びも少し持続するようになり、お散歩でもだいぶ歩いてくれるようになったので、この点は少し楽になってきました。あーだこーだと話しながら娘と過ごす時間は面白く、楽しいものです。 産後の育児のため休んでいた制作と発表活動に2018年3月から復帰し、今年

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