母歴2年

June 13, 2019

このところ、子育て関連の話ばかりですみません。

 

先日娘が二歳の誕生日を迎えました。ちょうど二年前のこの時間は陣痛に苦しんでいたとか、思い出し娘の成長の喜びをしみじみ噛み締めていました。

 

まだ母親になってたったの二年、されどいろいろあった二年。娘と家族の日々を振り返ると、一歳になるくらいまでの大変さが私の中では大きかったように思います。理屈ではどうにもならない、頑張っても手応えがないように感じる時期は「あー、あたしは母親失格だ、人間失格だー」と自己嫌悪で子育てを辛いと感じることも多かったです。今、一年前の娘の写真を見返すとまあ、かわいい。(今もとてもかわいいと思っていますが)こんなふにゃふにゃでかわいい時期があったのかと。子育ての渦中にいるとそのかわいさをゆっくりと堪能する余裕なんてなかったのです。

 

今まさに自己主張の成長段階を迎えている娘は時に「不条理!!」ですが、言葉を理解して娘も自己表現をするので何だかんだと楽しくやっています。数カ月前まで保育園から帰宅後、ずっと抱っこ、真冬でも昼夜問わず散歩三昧で、道中オール抱っこ!なんてことが毎日でしたから、保育園に通っていても帰宅後ふたりで過ごすのが大変でした。保育園に通っていないお子さんたちのお母さんたち(お父さんたち)はどうなるのよ!?という声が聞こえてきそうです。すみません。今ではひとり遊びも少し持続するようになり、お散歩でもだいぶ歩いてくれるようになったので、この点は少し楽になってきました。あーだこーだと話しながら娘と過ごす時間は面白く、楽しいものです。

 

産後の育児のため休んでいた制作と発表活動に2018年3月から復帰し、今年の3月まで息つく暇のないマラソンをどうにか完走したという感じでした。アーティストとして転換の時期を迎えている(と思っている)こと、一緒に仕事がしたいと思っていた方々からの有難い展覧会のお誘いをいただき、「子供が保育園に通いだすと体調不良などでなかなか思うように行かないからスケジュールを詰めすぎないように」との友人からアドバイスをもらっていたにも関わらず、結果、詰まったスケジュール。こ、これはやるしかない。。フルマラソンへの挑戦!

 

一年走り切って思うことは、お断りせず一緒に展覧会を作り上げることができて、これまでの関係も新しい出会いも含めて、やって本当によかった、後悔なし!という気持ち。しかし表舞台の裏側では、実家の母に半年こちらに引っ越してきてもらい(実家が遠方のため)、家事などを支えてもらわなければ家の中がまわらなくなっていましたし、かつてないほどスケジュールが押して、かつ最後まで成功するか分からない(窯の焼成で失敗することがある)作品にピリピリイライラと焦りがもの凄かったのです。精神状態も悪く、仕事ができない時間は作品のことは考えずに割り切ろうと思いながらも、パソコンがバックグラウンドで動き続けているような感じで、娘の相手をしながら上の空になっていたり、不安と焦りからイライラしてしまうこともありました。うまく頭のスイッチをうまく切り替える方法はないでしょうか。今後開拓します。

 

このような仕事の仕方を繰り返したくないという反省があり、現実的になにができるかということを考えているところです。(これは3月の子育てミーティングでお話した内容と重なりますが)私はけして子育てと仕事の両立に成功しているわけではありません。出産や作家活動の復帰を控えている知人・友人から「どうしてる?」と訊かれることもあり、私の体験をお話することで、ひとつの参考材料になればいいなと思い記します。

 

<展覧会フルマラソンの反省より>

 

■ 仕事の量の見直しと仕事ができる時間の把握

  量より質を重視(質の高い発表を継続的に行う)

 

■ 子育てについて自分の考えを整理する

  仕事との両立のなかで、自分がどこまで関わりたいのかをしっかり線引きする 

  ex. 保育時間、病児保育を利用する基準、土曜保育を利用する基準など

  

■ 公的なサポートサービスの利用 / 民間のシッターサービスの利用

  私の場合は夫婦ともに両親が遠方のためファミサポの利用を検討中

  仕事で外出時の急なお迎え、親の体調不良などの際の利用

  ↑子供の体調不良時はお迎えなどを含めてファミサポ利用が不可でした。

 

  ファミサポ利用は事前の調整が打ち合わせが必要なため、日程調整が難しい場合や

  急に手伝いがどうしても必要な場合は、シッターサービスを利用する方がかえって気が楽かも・・

  と思ったりもしています。

  居住地域にどのような民間サービスがあるかは、まだ調べていないのですが・・調べてみます。

 

 

  産前産後ヘルパーのサービスを利用(友人の話しでは良いみたいです)

 

■ 実家や義両親に助けてもらう、もしくは近くに住む

  ご実家や義両親が近くに住んでいる方で、サポートが得られるのであれば頼りにすることも

  良いと思います。ただ、やはり小さな子供のお世話は体力的に大変なことですし、子供の安全の確保

  など精神的にも緊張することですから、頼りすぎると両親・義両親は疲弊します。お互い適度な距離

  感が大事でしょう。(失敗の経験あり)

 

■ 家事の優先順位をつける

 

  家事を休め!ということはよく言われることですが、私の場合は自宅に猫がおり毎日のお世話や抜け

  毛のため掃除が欠かせません。もともと完璧な家事とはほど遠いですし、そこそこしかやっていない

  はずなのですが、畳まれるのを待つ山のような洗濯物を見ると耐えられなくなります。娘の気まぐれ

  な食事の食べ残しなんかも片づけないと猫が食べにくるので、片づけないと落ち着きませんが、とり

  あえず電子レンジの中に避難。毎晩の献立も簡単にできるものへシフト。

 

  ↑大したことないようなことなのですが、抱っこ抱っこの娘を片手でずり落ちそうになりながら抱え て、食卓を片づけたりするのが地味に辛い。手が4本は欲しい。少なくとも。

 

■ 充分な睡眠をとる

  

  翌日の子どものお世話や日中の仕事に影響するような仕事の仕方はしない

 

 

なんだかレポートのような文面になってきました。作家活動についてなので、ほとんどの方には参考にならないでしょう。住まいが地方都市でかつ新興住宅地でもない地域に住んでいるため、保育園に入りやすいということも大きいです。

 

作家、アーティストといっても作品の内容や制作のプロセス、制作の動機やモチベーションがあがるポイントの在りかなど、本当に様々です。ご自身も一年間の育休を取得されたという男性のキュレーターの方に「焦らなくても大丈夫だよー」と声を掛けていただいたことがあり、この言葉にどれほど励まされたでしょう。たとえ一時的に長期中断することがあっても(そういうタイプの作家さんもいらっしゃるでしょう)アーティストとしてのキャリアに問題はないと私は思います。人は忘れるのも早いですが、思い出すのも早いものです。(ただし、そこから繋がるかは作品や活動の深め方や展開次第かもしれません)子育てのためにペースダウンするという選択も、子育てを経て作品に豊かなものがもたらされることもあるでしょう。同時にそれはとても勇気が要ることでもあります。他の人と比較せず、自分の制作と発表を継続していけるペースや見通しを、自分の納得のいくかたちでイメージしていこうと思います。

 

 

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